祖父の代からの医療家系で、姉兄も医療の道に進みました。
私も祖父や父の医療に対する姿勢を幼い頃より目にしていましたので、医療の道に進むことに何の疑問もありませんでした。中でも歯科医療というものは人間が本能的に持つ欲求の一つである「食」に大きく関わりがあります。

祖父も父も義歯を使用していましたが、食事の時に苦労していたことを今でも覚えています。
口腔内の環境が良くない事により「食」を心から楽しめないという不幸から何とか救ってあげたいという思いから歯科医師への道を選択しました。

私は大学卒業後、大学附属病院口腔外科で勤務しました。そこで全身管理を含め様々な口腔疾患を学び、軟組織及び硬組織の疾患の早期発見早期治療がいかに大切であるか、そして鑑別する診断力がいかに大切であるかを学びました。

その後７年間にわたり開業医で勤務しました。そこでもやはり疾患に対しては早期発見早期治療の大切さを実感しましたが、大学病院勤務時と大きく違った点は徹底的に予防をするということでした。
腫瘍や外傷といった外科的症状はなかなか予防をするというのは難しいですが、虫歯や歯周病は予防することで圧倒的に発生を抑制することができます。

罹患する前に予防をする。そして不幸にも罹患してしまった疾患に対しては最善の方法で治療を行い、その後は徹底的な予防管理で再発を防ぐ。
これらを行うことで快適な口腔内を維持し続けていくことができます。

大学病院勤務での経験と開業医勤務で培った医療技術や口腔内管理の知識を活かして、みなさまのQOL（生活の質）を最大限に高めていきます。